脂肪肝
肝臓を構成する肝細胞の3分の1以上に中性脂肪が蓄積されている状態で、原因によってアルコール性と非アルコール性に大きく分けられます。アルコール性脂肪肝は過度の飲酒、アルコール性肝炎が原因で、非アルコール性脂肪肝は肥満症、糖尿病、脂質異常症、ホルモン剤などの副作用などが原因となっています。悪化すると肝細胞が破壊されて硬くなる肝硬変を引き起こしやすくなります。自覚症状がなく、高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病を併発しやすくなっています。
(「肥満」、「糖尿病」、「脂質異常症」、「高血圧」の項目参照)